後日友人に本(究極の男磨き ナンパ)を読んだことを伝えると、すぐに呼びだされて喫茶店で会うことになった。
※前回の記事、男磨き道に出会った話はコチラ⇒「35歳独身男「究極の男磨き道」に出会う」
iPad PROから目を離した彼は、俺が席に着くや否や俺に質問を投げかけた。
35歳独身男性の強烈な望み
「で、どうだった?」
「リアルで面白かった。ナンパの世界もビジネスの世界も通ずるものがあるな。」
「そうだな。で、やらないか?」
「何をだい?」
「何をって貴様、…ナンパに決まってるだろがー!」
「何、だと…!?」
「何のためにあの本をプレゼントしたと思ってんだー!…一緒に、やろうよ。完ソロ(完全に一人でナンパをすること)はまだ不安なんだ…。」
(「完ソロ」て!もういっちょまえに業界用語を使ってやがる!)
「な?ブログのネタにもなるだろ?な?なななな!?」
(こ、こいつ俺へのメリットもちゃんと考えてオファーしてきたぞ!)
この友人は「究極の男磨き道 ナンパ」を、自己啓発やビジネスアイデアの獲得として読んではいなかった。「ノウハウ」としてバリバリ実践するために読んでいたのだ!
俺にこの本をプレゼントした理由もちろん、「男を磨き、PDCAを繰り返したくましく生きろ!」という理由からではない。
なんのことはない。一緒にナンパをする仲間が欲しかったのだ。
彼もまた人生に悩んでいたのだ。いくら新作のiPadを手に入れようと埋まらない心のスキマがあるのだ。
101回目のラストチャンス
しかしこれは俺にとっても大きなチャンスである。
新たなブログとしてのテーマにもピッタリだし、興味もかなりある。男は素敵な女性をGETするために生きていると言っても過言ではない。
ここまでずっと今の楽しみを抑えて、未来のために地味なブログの更新作業とアルバイトをしてきた。「結婚や女の子のことは稼いでから考えろ」と言い聞かせてきた。
しかしぼんやりとした未来のために行う作業というものはとかく怠けがちになり、ノロノロと亀のペースでやってきたことは事実である。
「男を磨いて女の子をゲットする」という明確な目標を持ってインプットとアウトプットを続けていくことが、自分の成長につながり、報酬(お金や女の子)にもつながる一番の近道ではないのか?
男を磨きながら、たくましく生きていく上で必要なスキルが手に入り、ブログのネタにもなるなんて、こんな話に乗らないほうがどうかしている。机上の空論を基にして興味のないテーマのブログを運営するよりも、実体験に基いて運営したブログの方が大きな価値を与えられるというもの。
ナンパという響きはチャラいし、今までナンパをするような人種は敵だと思っていた。女のことばかり考えているようなチャラい奴にはなりたくない、と思っていた。本当は誰よりも強く女の子を求めているくせに。街行くかわいい女子やセクシーな女子を目で追いかけまくっているくせに。本当はモテたいくせに。
どうせ詰む一歩手前なんだ。捨てたっていいはずの自分しかいないはずだ。
今までムスコには長い間我慢をさせてきた。そろそろいい思いをさせてやってもいいんじゃないか?てか、もう本当にこれが人生を激変させるための最後のチャンスじゃないのか?
気が付くと俺は友人とガッツリと握手をしていた。
「やろうぜ…。」
友人はいきなり前のめりになった俺にビックリしつつも、左手のiPad PROは離さず、差し出した俺の手を右手で力強く握り返してきた。
こうして俺たちはモテ道への第一歩を踏み出した。
友人のiPad写る「サーフィンをする相武紗季(未来の恋人のイメージらしい)」が、やさしく俺たちに微笑みかけていた。
序章:完
起死回生のモテる学
というわけでこのブログ「起死回生のモテる学」では「僕が男として成長するために勉強したこと、実践したこと」などをどんどんアウトプットしていきます。
「35歳からでも人生を自分主体で操ることができるんだ。張り切ってもいいんだ。」
ってことを体現していくつもりなので、是非お付き合いいただければ幸いです。
あなたのお役に立てるような、読み物としても面白いブログを目指していきます。
一緒に成長して、たくましい自分と素敵な女の子をゲットしましょう!