AbemaTV (ネットでオリジナル番組などが観られるアプリ)で「モテるの法則 心理学に学ぶモテるの法則」という番組が放送していました(2014年の番組の再放送のようです)。まさに今の僕が欲している情報そのものズバリだったので、もちろん視聴しました。
すぐにでも恋愛で使えそうなテクニックが多く紹介されていたのですが、今回はその中でも、ナンパなどの初対面の会話に使えそうなテクニック「3・2・1・2の法則」をご紹介します。ナンパに限らず使えるテクニックなので、意識して使えるようになれば会話の導入がスムーズにいくようになると思いますよ。
「3・2・1・2の法則」とは?
「3・2・1・2の法則」とは心理コンサルタントの和中敏郎さんが教えてくれたテクニックで、ナンパなどの初対面の女性(男性でも)に対して気をつけるべき「人称」についての法則です。和中さんが「3・2・1・2の法則」という言い方をしていたかどうかは思い出せませんが、正しい名称はたいした問題ではありません。
初めての人と話すときには「3人称」→「2人称」→「1人称」→「2人称」の順番で話すのが良い、と覚えておけば大丈夫です。
「2人称」「1人称」から入ると失敗する
例えばナンパをするときに「ねえねえ仕事帰り?この後時間ある?」なんて聞いた場合、ここでの主語は「あなた」であり「2人称」です。これだとグイグイ迫ってこられて感じがして相手も引いてしまいますよね。
だからと言って「僕さっき仕事終わったばかりで今から飲みに行こうかなーなんて思ってるんです。」なんて話かけたとしても「え?だから?何、この人コワイ!」ってなりますよね。ここでの主語は「僕」で「1人称」です。
上記の例はどちらも極端な例かもしれませんが、引かれたり怖がられたりしないためにも、導入は「3人称」から入るといいというのです。
「3人称」から入る例
和中さんが例に出していた3人称からの導入は、「駅の場所ってこっちで合ってます?」みたいな感じだったと思います。ここでの主語は「駅(の場所)」であり「3人称」ですね。
これだと相手もさすがに無視するわけにはいきません。まあでもいきなり聞かれたら「え?何?ナンパ?」って瞬時に思われるかもしれませんが…。
しかしいきなり2人称から入るよりはスムーズに会話を運べそうです。
3→2→1→2の例
「駅の場所ってこっちで合ってます?」という質問に「こっちで合ってますよ」と答えてもらえれば、「良かったー。今仕事帰りとかですか?」と2人称に繋ぎます。
会話の主体を「2人称(相手)」にしたため、相手は少し引いてしまうかもしれません。
ここで「僕は今日出張に来てて、さっき仕事が終わったところだったんですよね。」と「1人称(自分)」のことを話すことによって相手に話しやすい状況を作ります。
そうして改めて相手のことを中心にして会話を続けます。この一連の流れが「3→2→1→2の法則」というわけです。
意識して使ってみよう
これぐらいのことは意識しなくても自然に使えている人もいるでしょうし、ナンパの導入としてはダメな例だったかもしれません。
しかし意外にこれができなくて、初対面の人に質問ばかりしたり、逆に自分の話ばかりしてしまう、なんて失敗はやってしまいがちです。
今度「相席屋」に行く予定なので、相席した相手との会話で、「3→2→1→2の法則」を意識的に使ってみようと思います。
とにかく頭の「3人称から入る」のがポイントですね。そこを抑えたら、あとは臨機応変に「2人称」多めで話を組み立てていこうと思います。